ギタリスト/音楽家のイワサキカズヒロ氏からCDのコメント頂きました。ありがとうございます!!
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このCDは、ユニットでもデュオでもましてやありがちなバンドサウンドとは無縁である。
寄りそう様な歌声、音
二人の共通点は・・・というよりは”何か”
夜の帳が下りる頃に、このCDを再生すればあなたも共感する。
絵本的音楽作品家と称する、独自の世界観を持つシンガーソングライターのみぇれみぇれ氏。
北欧、アイリッシュ、古楽を音楽的軸にもつガットギター奏者の安生正人氏。
二人の名前をタイトルに冠したのがこのCDである。とはいっても、共演作ではない。
互いに持ち寄った渾身の楽曲がパッケージングされている、言わば二人だけのコンピレーションあるばむである。
片や、唄。片や、独奏という別種の演奏形態であるのに、全体の印象は不思議とマッチして心に響く作品だ。
例えば。
夜の帳がすっかり下りて、クタクタになって帰宅してSNSをチェックするのも何かメンドい・・・
そんなときに彼らの唄声/音はスルリとあなたの心に入り込んでくる。そう、易々と。
栃木県宇都宮市を同郷にもち、今や全国的に活動する二人の生々しいまでの想いがこの盤には吹き込まれている。
異なるスタイルで活動する二人が、何故に共感し得たのか?
それはジャンルを横断し「音楽」を愛して止まない我々にとって最も大切なもの。あなたも聞けば、きっとわかる。
そして彼らに、彼らのステージに出会いたくなる。
私はもう出会った。
次はあなたの番だ。
ギタリスト/音楽家
イワサキカズヒロ